World Arts&Culture Association


平成15年3月8日 杉並公会堂
若い芽のチャリティコンサート

開催趣意
若い芽のチャリティコンサート実行委員会
              実行委員長 井原 太一

あなたに伝えたい元気がある なにかと不安定な世相にあって、とかく心のなかにも冷たい風
が吹き抜けてしまいそうです。私たち、特に若者の顔から感動する表情が消えて行くとき、心から夢が、そして
人を思いやる気持ちまでが遠のいていってしまいそうな、そのような寂しさが漂ってまいります。
 ここに 目が不自由であるというハンディを乗り越えて、夢を生きる歓びを奏で続けている アーティストがいま
す。川畠成道さん、31歳、ヴァイオリニスト。これまで彼の演奏する美しい音楽は、世界中の多くの人々の心を
捉え、魅了し続けてきました。今回も、彼の音楽が心の琴線にふれるとき、私たちはそこから新しい元気をもらう
ことでしょう。
困難がなんだ、がんばっているんだ、君もがんばれ、と。
このコンサートは、私たちが皆様にお伝えしたい心のプレゼントです。

ひとつひとつの善意を積み上げて これが私たちのもう一つの活動であり願いです。大きな
スポンサーがいる訳でもない、普段は生活に忙しい町のボランティアの集まりです。その私たちの呼びかけに、
地域の人たち、団体、学校、商店、企業、行政の皆さんが、少しずつ応えてくださいます。
 一人一人の善意はそれだけで尊いものです。が、それが集まった時にはこんなにも大きなイベントが出来る。
そのことを私たちは、皆様と一緒に、共に生活し生きているこの地域で確認し合いたい。それがともに参加してく
ださった方々と私たちの生きる力となり、自信となり、宝となってほしい。そのようなことも願うのです。

あれから1年 前回杉並公会堂でワルシャワ少年合唱団クリスマスチャリティコンサートを開催してから、
もうそんなに経ちました。その節は、皆様には大変お世話になりました。
ありがとうございました。心を豊かにする音楽を提供したい、特に若い人たちの心に届けたい、お小遣いでも気
軽に来られるようにしたい、それを皆様の善意を集めて実現したい、このコンセプトは今も変わりません。私たち
の力では1年に1回の開催もやっとですが、この灯は燃やし続けます。

皆様のご協力をお願いいたします このような趣旨で、2003年3月8日(土) 杉並公会堂に
て「若い芽のチャリティコンサート」を開催いたします。前途ある若者(若い芽)を応援し、また 歳は重ねても心の
中に芽生え続けるやさしさの芽を応援したい。障害者の方々もご招待したい。収益は障害者施設に寄付した
い。このように準備を進めております。
この実現には皆様お一人お一人の協力が必要です。多くの皆様へのお知らせ、ポスターの掲示、営利によらな
い口コミでのチケットの販売、プログラムへの名刺広告の掲載、資金カンパ、運営のお手伝いなど、これらのご
協力がコンサートの成功を支えます。

どうぞ明日の世界にはばたく青少年の健全な育成、そしてより心豊かな地域づくりのために、皆様のご後援、ご
協賛そのほか公演成功のための温かいご協力をいただきますよう、よろしくお願いを申し上げます。


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